:: COMPOSER ::

アンドレ・カンプラ

André Campra
(1660-1744)
フランス
FRANCE

何よりも私には彼の音楽に一貫して差し込んでいる晴れやかさが魅力。精彩に満ちた旋律線、器楽の色彩感、合唱の壮麗さ、数あるバロックの名作曲家の中でも、屈指の存在だと思うんですがねえ。それにしても評価が低いです。もっと注目されてもいいと思うのに。

経歴・解説
1660年に南仏エクス・アン・プロヴァンス生まれ、1744年6月29日にヴェルサイユにて歿。1674年にエックスの救世主聖堂の少年聖歌隊に入り、師ポアトヴァン Guillaume Poitevin に「音楽への幸運な天分」を高く評価される。しかし、78年に司祭に叙せられてからは、聖職者・音楽指導者として活躍する。81年にアルルで聖トロフィーム聖堂楽長、83年にトゥールーズで聖エティアンヌ聖堂スコラ・カントールム楽長、85年にラングドック地方の音楽監督。そして94年、パリに移り、ノートルダム大聖堂楽長、96年にサン・ジャン・ル・ロン Saint-Jean-le-Rond 聖堂参事会員。作曲はアルル時代からオペラやバレエを中心に始めており、パリに移ってからオペラ・バレエ『優雅なヨーロッパ L'Europe galante』(1967初演)、オペラ・バレエ『ヴェネツィアの謝肉祭 Le carnaval de Venise』(1699初演)など。1700年にはノートルダムを去って以降は、特に世俗音楽の作曲が中心となる。その後は、貴族の後ろ盾を得て、1722年にコンティ Conti 侯の音楽家、1723年に王室礼拝堂楽長に任命され、ここで彼の作品の多くが演奏されている。30年、王立音楽アカデミー院長。17〜18世紀のフランス、しかもオペラ作家といえば、リュリとラモーという別格の大作曲家がいる。カンプラも、生前は、その作品が次々と上演され好評を博したようだが、現在は完全に2大巨峰の影に隠れてしまっている。オペラ以外には、モテット集、詩篇集、ミサ曲、レクイエムなど。

updated at 10th.Aug.2006.
List of works






ジャンル 曲名 作曲年 初演 更新日
声楽曲 レクイエム 1722? (不明) 2006年8月10日